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Vol.6

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Vol.6

ー エナジーフルネスマガジンというのをご自身のWebサイトでスタートされましたね。

これは、どういう内容なんでしょうか?どういう意図でスタートされたんですか?桑名さんの波動チャンネルや波動倶楽部、八福会の人たちも購読できるんでしょうか?

 

波動チャンネルや、波動倶楽部、八福会などはどちらかかというと「波動」「エネルギー」といったスピリチュアルな側面に光が当たりがちです。その結果、そこだけに意識を向けて良い方向に変えたいのに変わらないという方も多いんです。しかし、現実を動かしていくにはそれ以外の「身体」「心」「環境」そして「行動」という側面も大事で、これについては、セミナー、講演会、もちろん書籍でも常にお伝えしてはいるのですが、なかなか伝わりきらないと感じています。そこで、現実を力強く動かしていくための「エナジーフルネス」という概念を作り、エナジーフルネスな人生、生き方とはどういうものなのかを具体的に伝えていくことにしたんです。どなたでも読むことができますので、是非お読みいただければ嬉しいです。

 

ー エナジーフルネスという概念、マインドフルネスのようで素敵ですね。現実を動かしていくパワーになりそうです!エナジーフルネス対談の初回ゲストは、コトバの建築家、エンパシーライティング開発者の中野さんでしたね。

対談詳細記事はこちら→

対談の中で中野さんが、桑名さんは何となくみんなが感じているところの言葉を形にしていく言語化能力が非常に高い、というお話をされています。これについてご自身で意識されていることはありますか?例えば、言葉で伝えるときの伝え方、文字にするときに伝え方など。

 

僕は常に身の回りで起こったことに対して、「なぜこうなんだろう?」「こういう場合は?」といった仮説を立てそれを検証する、ということを繰り返しています。その場で答えが分からなくても、その後にふとしたときに答えが閃いたり、それにまつわる情報が別のところから入ってきたりして答えにたどり着く、ということもあります。またその仮説と検証についても、様々な違った角度のことを検証し、どの角度から説明してもスッキリと納得がいくまでやっています。そうすると意外にシンプルな答えになることが多いです。そうやって検証を重ねた結果のことをお伝えするのですが、その際に、みなさんがよりイメージしやすい事例を使って説明するようにしています。そうすると自分事として落とし込みやすいので、頭で納得しやすくなります。ちなみに、僕自身が検証していないことや、よくわからないことは正直に「分からない」「知らない」と言うようにしています。分かったふり、知ったかぶりをしないということ、これも大事なことだと思っています。

INTERVIEW

ー 東洋哲学者の井筒先生が、「書くときには自分自信の過去現在未来を考える、同時に書いたものを受け取る相手の気持ちはどうかなど、ありとあらゆることを熟考する。そうして書いていくと勝手に筆が動いて自分自身を超えたりする。深く考えるためには自分の手で書かないとうまくいかない」とおっしゃっていますが、桑名さんのお話とすごく通じるものがありますね。

 

第二回目のゲストはDNA占いの木村さんでしたね。潜在意識、記憶、DNAの関係や相互作用のようなものについて桑名さんはどんなことを感じましたか?

ー 仮説と検証の繰り返し、ビジネスでも基本中の基本ですが、なかなかできない人が多いです。桑名さんな日常的にをそれをやっていることがビジネスにも活かされてるんですね。

 

文章について少しお聞きしたいのですが、私たちは子供の時から文章の書き方を実は習ってないですよね、文法を教わったぐらいで。同じ内容を伝えるにしても、書き方や表現は人それぞれですが、桑名さんが文章を書く上で気をつけていることや、文章の書き方についての持論など聞かせてください。

 

僕の場合、文章を書くときには「できるだけ簡潔に」「できるだけ短く」ということは心がけています。特に一文の長さには結構気を配っていて、一文を短くできるなら短くして、一文を分けるときに「その」「それ」など指示語が必要なときには、何を指す言葉なのかを明確にして書くようにしています。そして伝え方はできるだけ「1.概要」「2.結論」「3.なぜなら…」「4.まとめ」という形にしていますが、これは理系の道にいたときに学んだ論文作成の構成に近いかなと思います。とはいえ、最初からできたわけではなく、それらを常に意識しながら毎日毎日文章を書く中で磨かれてきた部分が大きいです。やはり数稽古に勝るものはないかと思います。

残念なことに今は文章を読めない人がとても多くなっていて、文章を読めるだけでアドバンテージになる時代です。コトバとしての文字は読めるけど文章を理解することができないという、、、このことに気付いている人はまだまだ少ないですが。だからこそ、今から文章を読む読解力を身に着けることがいいかと思います。そのためには様々な物語や小説を読み、主人公の感情を感じたり、想像したりといったことをしていくといいかと思います。

 

ー 色々な文章を読んでそれを自分なりに考えてみたり、自分の感性とシンクロさせたりすることが、自分自身の読解力や表現力の向上にもつながるんですね。

 

書くことが潜在意識にアプローチする、という話を聞いたことがありますが、桑名さんはどう思いますか?話すこと、書くこと、行動、思考の関係についてのお考えを聞かせてください。

パソコンやスマホの普及に伴って、何かを書くときにはパソコンやスマホに入力することが多いですよね。でも、「自分の内面と向き合う」「アイデアを出す」「やりたいことを書き出す」といったときには、絶対に紙に書く方がいいです。ペンを使って紙に書きだすとき、言葉をイメージしたり、様々な筋肉を動かします。イメージする、筋肉を動かすといったことは無意識領域をたくさん使うため、それだけ潜在意識にアプローチしやすくなるからです。また思考を深めるときなども紙に書きだすとより深まっていきますし、よく言うのですが、不安になったときや悩んでぐるぐるしているときは特に「何が不安なのか」「何に悩んでいるのか」を紙に書きだすといいです。

木村さんとの対談はとても楽しかったです。

対談詳細記事はこちら→

木村さんのコンテンツには、自分でやるDNA占いと、実際に自分のDNAを海外の機関に送って診断するDNA診断があるのですが、僕はより精度の高いDNA診断をしてみました。DNAには人類の祖先が生き残るためにしてきた様々な選択の結果が刻み込まれていて、それが僕たちの様々な傾向や選択基準に表れています。実際に僕の診断結果もとても納得のいくものでした。そこで感じたのは、DNAというのは自分の性格、選択などの設計図のようなもので、それをベースとして僕たちは出来上がっています。そのベースの上に「潜在意識」が乗っていて、そこにたくさんの記憶が格納され、自分の人生を無意識的に動かしていると理解しています。

ー よく人から、あなたはこういう人だよね、とかこういう面があるよね、というように言われて、人が見ている自分と自分が感じている自分のギャップにも迷う人もいます。

DNAで自分を知るということがどういうことで、なぜそれが自分にとって大切なのか、プラスになるのか教えてください。

 

僕自身DNA診断をしてみて、「だから自分はこうなのか」と非常に納得いった部分がたくさんありました。僕は自分の欠点を持ち出して自己否定することはあまりありませんが、世の中にはそうではない人の方が多いです。DNAからくる自分のその傾向を持ち出して「だからダメなんだ」と思ったり、「ここを直さないと」と取り組んだり…。DNA診断では、それが自分の傾向として出てしまうので、「なら仕方がない」と受け入れざるを得ないようになります。変にそこを否定したり、克服しようとしたりせず、自分にはそういう傾向があると認識したうえで、「じゃあどうやって生きよう?」と前向きに考えた方がよほど建設的で、生きやすくなります。DNAを知ることでそれができるのは非常に有益かと思いますし、もっといいのは関わる人とそれらを共有すると、相互理解に繋がりますし、お互いへの接し方を知ることができるのでいいかなと感じています。

ー なるほど、本当の自分を知る、その上でどうしよう、という考え方をすることが大切なんですね。

中野さんや木村さんのどういう面がエネジーフルネスな人、だと思われたんですか?そして、今後、こういう人と対談してみたい、という人がいたら教えてください。

お二人ともご自分のことをよく知っていて、その自分をうまく活かして社会の中で活用されています。「自分を知り、自分を活かす」というのは究極の自己肯定です。だからこそ自分が好きな道を究められ、それを分かち合って多くの人にも喜びを提供しています。自分が喜びながら分かち合い社会にも喜びを増やす、そういったことをされている人は魅力的ですし、それがエナジーフルネスな生き方の一つかなと感じています。

今後はもっともっとビジネスの世界で活躍されている人や、仏教や神道といった世界の方とも対談できればと思います。

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